【丸写しOK】指導案の書き方がわからない!時間がない保育士のための「ねらい」と「配慮」の文例集
「今月の月案、まだ白紙だ…ねらいって何を書けばいいの?」
「指導案に時間を取られすぎて、今日もまた持ち帰り残業になってしまった…」
毎月、毎週、そして毎日。保育士の仕事につきまとう「指導案(月案・週案・日案)」という名の重たい書類仕事に、心をすり減らしている先生方は本当に多いですよね。
子どもたちと向き合う時間よりも、机に向かって抽象的な言葉をひねり出している時間の方が長いのではないかと錯覚してしまうほど、指導案の作成は保育士の大きな負担となっています。
指導案の書き方に正解はなく、園の方針や先輩のチェックによって何度も突き返され、自分は何を書いているのか分からなくなってしまうというのも、新人保育士あるあるです。
この記事では、そんな「指導案アレルギー」に苦しむ先生たちのために、そのまま丸写しして使える「ねらい」と「配慮」の文例を季節・年齢別にたっぷりとまとめました。
もし、「職場の先輩の指導が厳しすぎて、質問するのも怖い…」と悩んでいるなら、【保育士の人間関係】毎日顔色をうかがうのに疲れた…怖い先輩への対処法などの記事も参考にしつつ、この記事の文例をコピペして、面倒な書類仕事の時間を劇的に短縮してしまいましょう!
指導案の書き方に悩む保育士が後を絶たない理由
保育士の専門学校や短大で指導案の書き方は習ったはずなのに、いざ現場に出ると「全く書けない」と絶望する保育士が後を絶ちません。
なぜ、私たちはこれほどまでに指導案の作成に苦しみ、貴重なプライベートの時間を削ってまで悩み続けなければならないのでしょうか。
そこには、保育業界特有の古い体質と、指導案という書類そのものが持つ「言葉の曖昧さ」が深く関わっています。
まずは、自分がなぜ書けないのかという根本的な原因を知ることで、指導案に対する過度なプレッシャーを和らげていきましょう。
保育の現場と書類仕事の板挟みで時間が全く足りない現実
指導案が書けない最大の理由は、能力の問題ではなく、純粋に「書くための時間が確保されていない」という物理的な問題です。
日中は絶え間なく子どもたちの安全を守り、泣いている子をあやし、給食の介助をし、排泄の世話をする。息つく暇もない保育業務の合間に、静かに集中して長文の書類を書くことなど不可能です。
結果として、子どもたちがお昼寝をしているわずかな時間か、勤務時間が終わった後の残業時間、最悪の場合は自宅に持ち帰ってから書くしか選択肢がなくなります。
心身ともに疲れ果てた状態で、思考力をフル回転させて抽象的な文章を作成しようとすれば、筆が止まってしまうのは人間として当然の反応なのです。
さらに、保育園によっては「手書き」を強要される文化が残っており、書き損じれば最初からやり直しという理不尽なルールが、保育士の時間をさらに容赦なく奪っていきます。
指導案が進まないのはあなたが仕事が遅いからではなく、そもそも「書く環境が整っていないから」だと割り切ることも、精神的な負担を減らすためには大切です。
抽象的すぎる「ねらい」という言葉の解釈の難しさ
もう一つの大きな壁が、指導案の中で最も重要とされる「ねらい」という言葉の、捉えどころのない抽象度の高さです。
「ねらい」とは、その活動を通して子どもたちにどう育ってほしいかという目標のことですが、「友達と仲良く遊ぶ」といった単純な言葉ではダメだと言われ、「他者との関わりの中で自己を抑制し〜」といった小難しい保育用語に変換することを求められます。
しかし、現場で目の前の子どもたちと泥んこになって遊んでいる保育士の頭の中は、「いかに怪我なく楽しく遊ばせるか」という実践的な思考でいっぱいです。
その実践的な思考を、わざわざお役所言葉のような抽象的な「ねらい」に翻訳する作業は、非常に高度な語彙力と文章構成力を必要とします。
この「現場の感覚」と「書類上の言葉」のギャップこそが、ペンを止めてしまう最大の要因です。
だからこそ、ゼロから自分の頭で言葉をひねり出すのではなく、すでに完成されている「プロの例文」をうまく組み合わせるというアプローチが、現代の忙しい保育士には絶対に不可欠なのです。
時間をかけずに質の高い指導案を書くための鉄則
指導案に何時間もかけてしまう先生に共通しているのは、「真っ白な紙(画面)に向かって、最初の一文字目から自力で書こうとしている」ということです。
プロのライターであっても、完全にゼロの状態から文章を生み出すのは至難の業です。ましてや多忙な保育士がそれをやるべきではありません。
指導案をいかに「早く」「正確に」そして「突き返されないクオリティ」で書き上げるか。
ここでは、書類仕事の達人であるベテラン保育士たちがこっそり実践している、指導案作成の究極の鉄則について解説します。
ゼロから考えず「自分専用のテンプレート」を使い回す時短術
指導案作成の最強の時短テクニックは、自分の中に「絶対に使える鉄板の言い回し(テンプレート)」をいくつかストックしておき、それをブロックのように組み立てて文章を作る方法です。
たとえば、ねらいを書く時には「〇〇を通して、△△する楽しさを味わう」という基本の型を持っておきます。
〇〇には「秋の自然物に触れること」「泥んこ遊び」といった活動内容を入れ、△△には「季節の移り変わりを感じる」「感触をダイナミックに楽しむ」といった感情を当てはめるだけです。
「秋の自然物に触れることを通して、季節の移り変わりを感じる楽しさを味わう」という、立派なねらいが一瞬で完成します。
このように、動詞の語尾(〜する楽しさを味わう、〜しようとする意欲を育む、〜の中で自己を表現する)のバリエーションを数パターン持っておくだけで、どんな活動にも対応できる魔法のテンプレートができあがります。
毎回新しい言い回しを探すのではなく、使い慣れた自分の型に当てはめる作業作業に徹することが、指導案の執筆スピードを爆発的に上げる秘訣です。
先輩保育士の過去の指導案を参考にして園の「型」を盗む方法
もう一つの重要な鉄則が、自分が働く保育園の「過去の指導案」を徹底的に研究し、その園特有の好まれる「型」を盗むことです。
指導案の書き方や使ってはいけない言葉のルールは、園長や主任の好みによって驚くほど異なります。ある園では正解だった表現が、別の園ではすべて赤ペンで直されるということも珍しくありません。
そのため、ネットの例文をそのまま丸写しする前に、必ず昨年の同じ月に先輩が書いたクラスの指導案をファイリングから引っ張り出してきてください。
「この園では、ねらいの文末を『〜する』と言い切るのか、それとも『〜できるようにする』と少し柔らかく書くのか」といった細かいニュアンスを確認します。
過去に先輩が書いて主任のハンコをもらっている書類は、その園における「100点の模範解答」です。
その模範解答の文脈や言い回しをベースにしながら、今年の子どもたちの姿に合わせて微調整を加えていけば、修正の戻し(ダメ出し)を食らう確率は劇的に下がります。過去の資料は最大の財産として活用しましょう。
【季節別】月案ですぐに使える「ねらい」の文例集
ここからは、実際に月案(その月全体の目標)を書く際にそのままコピペして使える、「ねらい」の文例集を季節別にご紹介します。
月案のねらいは、その月に予定されている行事や、気候の変化、そして子どもたちの情緒の安定を軸にして組み立てるのがセオリーです。
文末の表現は、ご自身の園のルールに合わせて適宜「〜する」「〜を味わう」などに変更して使用してください。
これらをベースにするだけで、最初の数十分の悩み時間をゼロにすることができますよ。
春夏(新しい環境への適応から水遊びまで)のねらい例文
春(3月〜5月)は、進級や新入園など、子どもたちの環境が激変する時期です。そのため、ねらいの焦点は「新しい環境での安心感の獲得」や「保育士との信頼関係の構築」に置かれます。
夏(6月〜8月)になると、梅雨の室内遊びや、プール・水遊びといったダイナミックな活動がメインとなるため、体調管理と感覚遊びがキーワードになります。
【春のねらい例文】
- 新しい保育室や保育者に少しずつ慣れ、安心して過ごせる居場所を見つける。
- 春の温かい陽気の中で戸外遊びを楽しみ、草花や虫などの自然に興味関心を持つ。
- 保育者との触れ合い遊びを通して愛着関係を深め、自分の思いを安心して表現しようとする。
【夏のねらい例文】
- 水や泥の冷たさや感触を全身で味わい、夏の遊びをダイナミックに楽しむ。
- 梅雨期の室内でも、体操やリズム遊びを通して体を動かし、ストレスなく発散して過ごす。
- 暑さによる疲れが出やすい時期であることを考慮し、一人ひとりの健康状態に合わせた十分な休息(水分補給・午睡)をとる。
秋冬(感染症対策から行事への参加まで)のねらい例文
秋(9月〜11月)は気候が安定し、お散歩や運動会、遠足などの行事が目白押しの季節です。体を思い切り動かすことや、秋の自然との触れ合いをねらいに設定します。
冬(12月〜2月)は、寒さの中での活動と、クリスマスやお遊戯会などの大きな行事、そして何より「感染症予防(健康管理)」が最重要のテーマとなってきます。
【秋のねらい例文】
- 秋の深まりを感じながら、落ち葉やどんぐりなどの自然物を使った遊びや製作を工夫して楽しむ。
- 運動会に向けての活動を通して、友達と力を合わせることの喜びや達成感を味わう。
- 過ごしやすい気候の中で、散歩や戸外遊びを通して十分に体を動かし、基礎体力を養う。
【冬のねらい例文】
- 寒さに負けず、戸外で走ったり縄跳びをしたりして、自ら進んで体を温めようとする習慣をつける。
- 手洗い・うがいの大切さを理解し、保育者に促されながら自ら進んで感染症予防を行おうとする。
- お遊戯会やクリスマスなどの冬の行事に期待を持ち、友達と一緒に表現する楽しさを味わう。
【年齢別】発達段階に合わせた「ねらい」の文例集
指導案のねらいは、季節だけでなく「クラスの子どもたちの年齢(月齢)」の発達段階にピタリと一致していなければなりません。
1歳児に対して「友達と協力して〜」というねらいを立てても、発達段階的にまだ難しいため、指導案としては不適切と判断されてしまいます。
ここでは、0歳児から3歳児までの、特に発達の差が激しい年齢別の「ねらい」の文例をご紹介します。
その年齢で何が大切にされるべきか(情緒の安定か、自己主張か)という芯の部分を理解しておきましょう。
0〜1歳児の「安心感」と「基本的な生活習慣」を中心としたねらい
0〜1歳児(乳児クラス)の保育において最も重要なのは、何よりも「保育士との1対1の愛着関係(アタッチメント)の形成」と、「安心できる環境の中での生理的欲求の充足」です。
お友達との関わりよりも、まずは特定の大人(担任)との間で「自分は守られている」という絶対的な安心感を持たせることが全ての土台となります。
【0〜1歳児のねらい例文】
- 特定の保育者との温かい関わりの中で、安心して自分の欲求(泣く、笑うなど)を素直に表現する。
- 保育者に見守られながら、ハイハイや伝い歩きなど、自分の体を動かす楽しさを十分に味わう。
- 食事、睡眠、排泄などの基本的な生活リズムを整え、快適に過ごす心地よさを感じる。
- 離乳食(完了食)を手づかみやスプーンで意欲的に食べようとする。
このように、0〜1歳児のねらいには必ず「保育者との関わりの中で」「見守られながら」といった、大人の介入を前提とした言葉を入れるのが正解です。
自立を急がせず、丁寧に寄り添う姿勢を書類上でもしっかりとアピールしましょう。
2〜3歳児の「自我の芽生え」と「お友達との関わり」に関するねらい
2〜3歳児(幼児クラスへの移行期)になると、「自分でやりたい!」という自我が強烈に芽生える(いわゆるイヤイヤ期)と同時に、少しずつお友達の存在を意識し、「並行遊び(隣で同じことをして遊ぶ)」から「集団遊び」へと移行していく時期に入ります。
この時期のねらいは、子どもの自己主張を肯定しつつ、少しずつ社会のルールや他者との関わり方を学んでいく要素を取り入れます。
【2〜3歳児のねらい例文】
- 「自分でやりたい」という気持ちを保育者に受け止めてもらいながら、着替えや排泄などに意欲的に挑戦する。
- 自分の思い通りにならない時に葛藤しながらも、保育者の仲立ちによって気持ちを切り替えようとする。
- 友達が遊んでいるおもちゃに興味を持ち、「かして」「いいよ」といった簡単な言葉でのやり取りを保育者と一緒に楽しむ。
- 簡単なルールのある遊び(しっぽ取りゲームなど)を通して、友達と一緒に体を動かす楽しさを共有する。
2〜3歳児の指導案では、「トラブルが起きることを前提とし、そこで保育者がどう仲立ちをするか」という視点を持つことが高く評価されるポイントになります。
環境構成と保育者の「配慮(援助)」の具体的な書き方
ねらいが決まったら、次はそのねらいを達成するために、保育士がどのような環境を用意し、どのような声かけ(配慮・援助)を行うのかを書く「環境構成と配慮」の欄です。
実は、主任や園長が指導案をチェックする際、最も厳しく見るのがこの「配慮」の部分です。
「危なくないように見守る」といった誰でも書けるような漠然とした言葉ではなく、「プロの保育士として、どこに危険を予測し、どう具体的に動くのか」を明確に言語化する必要があります。
安全管理や怪我防止のための具体的な環境設定の表現方法
環境構成の欄では、活動を行うにあたって「空間をどう設定するか」「どんな道具を用意するか」、そして「予測される危険をどう排除するか」を具体的に記載します。
ここを詳細に書いておくことで、「この先生はしっかりとリスクマネジメントができている」と評価されます。
【環境構成の文例】
- (ハサミの活動時)一机に対する子どもの人数を3名までに限定し、必ず保育者が手の届く距離に配置して死角を作らないようにする。
- (室内での運動遊び時)棚などの家具の角には必ずクッション材を当て、マットの周りには十分なスペースを確保して衝突事故を防ぐ。
- (外遊び時)遊具の点検を事前に行い、前日の雨で滑りやすくなっている箇所がないかを必ず目視と触手で確認する。
このように、「必ず〇〇する」「〇〇の配置にする」と言い切る形で、具体的な安全対策の行動を明記するのが鉄則です。
子どもの気持ちに寄り添う声かけや見守りのスタンスの書き方
配慮(援助)の欄では、子どもが困った時やつまずいた時に、保育士がどのような言葉をかけ、どうサポートするのかという「関わり方」を書きます。
「〇〇させる」という強制的な言葉ではなく、「〇〇できるように見守る」「〇〇の気持ちに共感する」といった、子どもに寄り添う温かい表現を多用するのがポイントです。
【配慮・援助の文例】
- うまくできずに癇癪を起こしている子には、すぐに手出しをするのではなく「悔しかったね」と気持ちを代弁し、落ち着くまで寄り添う。
- おもちゃの貸し借りでトラブルになった際は、双方の言い分を丁寧に聞き取り、「〇〇ちゃんも使いたかったんだね」と気持ちを受け止めた上で、解決方法を一緒に考える。
- 製作活動に消極的な子には無理強いをせず、他の子が楽しんでいる様子を見せながら「先生と一緒に少しだけやってみる?」とハードルを下げて誘いかける。
「代弁する」「受け止める」「共感する」という3つのキーワードは、配慮の欄を書く上で絶対に外せない最強のパワーワードですので、ぜひ活用してください。
行事(お遊戯会・運動会)の指導案で押さえるべきポイント
秋から冬にかけての運動会やお遊戯会といった大きな行事の月は、指導案の書き方も普段とは少し毛色が変わってきます。
行事の指導案で最も陥りがちな間違いが、「上手に踊れるようにする」「セリフを間違えずに言えるようにする」といった、「本番の成功(結果)」だけをねらいにしてしまうことです。
保育園の行事は、プロのショーではありません。結果ではなく、そこに至るまでの「過程(プロセス)」から何を学ぶのかを言語化することが、行事の指導案の神髄となります。
結果ではなく「プロセス(頑張る過程)」を評価するねらいの設定
行事のねらいには、「上手に〇〇する」という言葉は絶対に使ってはいけません。
その代わりに、「友達と一緒に取り組む楽しさ」や「最後まで諦めない気持ち」といった、内面的な成長(プロセス)を目標として設定します。
【行事のねらい・配慮の文例】
- (ねらい)お遊戯会の練習を通して、友達と動きや声を合わせることの難しさと、できた時の達成感を味わう。
- (配慮)動きが遅れてしまう子に対しては、できている部分を大げさに褒め、少しずつ自信が持てるようにスモールステップで言葉をかける。
- (配慮)練習に飽きてしまった時は無理に続けず、一度別の遊びを挟んだり、音楽を変えたりして、常に「楽しい雰囲気」の中で取り組めるように工夫する。
「結果より過程が大切である」という保育の基本方針を、文字にしてしっかりと証明することが求められます。
本番で泣いてしまった子や参加できない子への配慮の記載
また、行事の指導案で必ず書いておかなければならないのが、「本番で予想外の行動をとった子ども(泣いて固まってしまう、脱走するなど)への具体的な対応策」です。
全員がニコニコと完璧に演技できることなど、保育現場ではあり得ません。トラブルを予期し、その時の対応を事前に決めておくことがプロの仕事です。
【予想される姿と配慮の文例】
- (予想される姿)大勢の観客を前にして緊張し、ステージ上で泣いてしまったり、固まって動けなくなったりする子がいる。
- (配慮)無理にステージの中央に立たせることはせず、保育者が隣で手を繋いだり、保護者の席の近くに配置を変えたりして、その子が一番安心できる環境を瞬時に提供する。
- (配慮)「ステージに立てただけで素晴らしい」というスタンスを貫き、終わった後は結果に関わらず全員を強く抱きしめて努力を認める。
こうした「最悪の事態への温かいフォロー」が書かれている指導案は、園長や主任から「子どもファーストの視点が持てている」と非常に高く評価されます。
指導案を早く書き終えるための具体的な環境とツールの活用
最後に、指導案の内容そのものではなく、指導案という重労働をいかに早く、効率的に終わらせるかという「作業環境の構築」についてお伝えします。
どれだけ良い例文を知っていても、書くためのツールや環境が整っていなければ、結局は時間がかかってしまいます。
現代のITツールや便利な書籍をフル活用して、「気合と根性で残業して書く」という古いスタイルからいち早く脱却しましょう。
お昼寝中などの「隙間時間」にスマホのメモ帳で下書きをする習慣
指導案は、机に向かって「さあ書こう!」と気合を入れて書き始めるから辛いのです。
一番の時短術は、日々の保育の中のちょっとした「隙間時間」に、スマホのメモ帳や園のタブレットを使って、箇条書きで下書き(ネタ集め)をしておくことです。
たとえば、子どもたちがお昼寝に入り、ブレスチェックをしながら横に座っている5分間。この時間に、スマホで「来月のねらいのキーワード:どんぐり、感触、譲り合い」とだけメモしておきます。
また、通勤の電車の中で、この記事の例文をコピーしてスマホのメモ帳に貼り付けておくのも良いでしょう。
いざ本格的に指導案の用紙(またはパソコン)に向かった時、この「箇条書きのメモ」があるだけで、ゼロから考える必要がなくなり、執筆スピードが3倍以上に跳ね上がります。
「書類は机に座って書くもの」という固定観念を捨て、隙間時間のスマホ入力でパズルのピースを集めておく習慣をつけてください。
専門書籍や文例集を手元に置いて「検索する時間」を徹底排除する
指導案を書いている時に一番時間を無駄にしているのは、「ネットで色々なサイトを検索して、例文を探し回っている時間」です。
検索しては「ちょっと違うな」と別のサイトを開き、気がつけば1時間が経過していた…なんてことはありませんか?
この無駄な検索時間を完全にゼロにするために、「年齢別の指導案・月案の文例集(書籍)」を自分専用として1冊購入し、常に手元に置いておくことを強くおすすめします。
ネットの情報は玉石混交ですが、出版されている書籍には、プロの監修による間違いのない「ねらい」と「配慮」が月別・年齢別に完璧に整理されて載っています。
分からない言葉があれば、ネットで検索するのではなく、すぐに手元の本を開いてそのまま丸写しする。このアナログな方法が、結果的に最も早く書類仕事を終わらせる最強の時短術なのです。
数千円の自己投資で、毎月の残業時間とストレスから永遠に解放されると考えれば、安い買い物だと思いませんか?
まとめ
今回は、保育士の最大の悩みの種である「指導案の書き方」について、時間をかけずに乗り切るための具体的な文例とテクニックをたっぷりとご紹介しました。
指導案はゼロから自分の頭でひねり出すものではなく、良いテンプレートを賢く組み合わせて「効率的に完成させる」ものだと割り切ることが大切です。
- ゼロから書かず、この記事の例文や園の過去の指導案をベースにして「型」を使い回す
- ねらいは年齢の発達段階に合わせ、「結果」ではなく「過程(プロセス)」を評価するよう記述する
- 配慮の欄には、「代弁する」「共感する」「見守る」というキーワードを使って寄り添う姿勢をアピールする
毎月の書類仕事は本当にしんどいですが、この記事の例文をコピー&ペーストして、少しでも早く退勤できる日を増やしていただければ嬉しいです。
もし、「指導案だけでなく、行事の衣装づくりなどの準備にも追われていて限界…」と感じている場合は、【保育士の行事アイデア】見栄えよりも子どもの姿を大切にする手作り衣装などの記事も参考にして、行事全体の負担を減らす工夫も取り入れてみてください。
そして、書類仕事を爆速で終わらせて自分のプライベートな時間を取り戻したい先生には、文例集に加えて、パソコン作業の肩こりや眼精疲労を軽減してくれる「PC作業用のブルーライトカットメガネ」や「手首を支えるクッション(リストレスト)」などの便利アイテムを導入しておくのもおすすめです!
体がラクになれば、嫌な書類仕事に向かうハードルも少し下がります。使える知識とアイテムはどんどん活用して、心と体にゆとりを持って保育の仕事を楽しんでくださいね!